🏠 家庭血圧を測りましょう ― なぜ大切?正しい測り方について
健康診断で「血圧が高い」と言われたことはありませんか?
最近では、ご自宅で血圧を測る「家庭血圧」がとても重要とされています。
大府市でも、「家では正常だけど健診では高い」「逆に家では高い」といったご相談をよくお受けします。
今回は、家庭血圧を測る理由と、正しい測り方についてご説明します。
🧠 なぜ家庭血圧が大切なの?
血圧は、時間帯や環境によって変動します。
医療機関で測ると緊張して血圧が上がる「白衣高血圧」や、
逆に家庭では高い「仮面高血圧」といった状態も知られています。
家庭血圧を測ることで、普段の生活の中での血圧の状態を正確に把握することができます。
これにより、
・本当に治療が必要かどうか
・薬の効果が出ているか
・血圧の変動の傾向
などを判断する大切な情報になります。
⚠️ 測らないとどうなる?
家庭血圧を測らずにいると、
・実際には高血圧なのに見逃してしまう
・逆に必要のない治療をしてしまう
といった可能性があります。
特に仮面高血圧は、気づかないまま進行しやすく、注意が必要です。
🩺 正しい血圧の測り方
家庭血圧は、測り方がとても大切です。
以下のポイントを意識しましょう。
① 朝と夜、1日2回測定が理想です
・朝:起床後1時間以内、排尿後、朝食前
・夜:就寝前
ただし、毎日続けることが何より大切です。
難しい場合は、朝1回だけでも全く問題ありません。
まずは無理のない形で、続けることを優先しましょう。
② 椅子に座って1〜2分安静にしてから測る
③ 腕の高さを心臓の位置に合わせる
④ 会話をせず、リラックスした状態で測る
⑤ 毎日なるべく同じ時間に測る
また、1回だけでなく、2回測って平均をみることもおすすめです。
🌿 続けるコツ
家庭血圧は「続けること」が最も大切です。
・無理のないタイミングで測る
・朝の習慣(起床後や朝食前)に組み込む
・血圧手帳やアプリに記録する
といった工夫で、無理なく続けやすくなります。
完璧に測ろうとするよりも、まずは継続することを意識しましょう。
記録を持参していただくことで、診察時の判断にも役立ちます。
🏥 受診の目安
家庭血圧で、
・135/85mmHg以上が続く
・日によって大きく変動する
・以前より上昇している
といった場合は、医療機関での相談をおすすめします。
早めに気づくことで、生活習慣の見直しや治療につなげることができます。
🌷 まとめ
家庭血圧は、ご自身の健康状態を知るための大切な指標です。
毎日の測定が、高血圧の早期発見・予防につながります。
無理なく続けることが、何より大切です。
気になる数値がある場合は、お気軽にご相談ください。
地域のかかりつけ医として、皆さまの健康管理をサポートしてまいります。
大府市中央町の内科・消化器内科 村瀬医院
医師 村瀬和敏(総合内科専門医・消化器病専門医・消化器内視鏡専門医)


