消化器内科HEPATOLOGY

〒474-0025 愛知県大府市中央町2-100

内視鏡検査の種類

消化器病専門医、消化器内視鏡専門医が
内視鏡検査を行っています

内視鏡検査はファイバースコープを体内に挿入して、患者さんの食道・胃・十二指腸、大腸の中を直接観察できる検査です。
潰瘍(食道潰瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍)炎症(逆流性食道炎、胃炎)腫瘍、がん(食道がん、胃がん、大腸がん)ポリープなどが診断できます。
胃のむかつきなどの不快感や血便がある方など、少しでも異常を感じたら内視鏡による検査を受けていただくことをお勧めしています。
現在症状がなくても定期的に検査を受けることで、がんなどの病気を早期発見することができます。
ピロリ菌検査も可能ですのでお気軽にご相談ください。

  • 大腸内視鏡(下部内視鏡検査)

    大腸内視鏡検査(下部内視鏡検査)は、大腸の粘膜の様子を直接観察することができ、 大腸ポリープの発見など、他の検査では発見できない微細な変化を捉えることができます。ポリープは放っておくとがんになってしまいますので早めに検査をして取り除きましょう。
    大腸がんは、他のがんに比べて早期発見時の治癒率が高いため、定期的に大腸内視鏡検査を受けて、早期発見、早期治療を行いましょう。

  • 胃内視鏡(上部内視鏡検査)

    胃内視鏡検査(上部内視鏡検査)は、食道・胃・十二指腸の様子を実際に見ることができ、潰瘍(食道潰瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍)、炎症(逆流性食道炎、胃炎)、腫瘍、がん(食道がん、胃がん)、ポリープなどが診断できます。
    胃の不快な症状が継続している方や、過去に胃の疾患を患ったことがある方は健康管理を兼ねて定期的に検査をうけることをお勧めいたします。
    当院の胃内視鏡検査は、カメラ径が細く鼻からカメラを入れて検査ができる経鼻内視鏡にて行っています。嘔吐反射が強い方でもご安心ください。

こんな場合はご相談ください

  • 胸焼け
  • 腹痛
  • 胃のむかつき
  • 便の異常
  • 胃のつかえ
  • 便潜血検査で引っ掛かった人

ピロリ菌について

ピロリ菌除去により
胃がんの発生リスクを抑えましょう

ピロリ菌は、胃の中にいるらせん形の細菌で胃の粘膜に生息しています。
胃・十二指腸潰瘍の患者さんは、ピロリ菌に感染していることが多く、潰瘍の再発などに関係しています。また、ピロリ菌感染者は胃がんが発生するリスクが高いことが証明されており、ピロリ菌の除菌により、胃がん発生率が3分の1になることも分かっています。
慢性的な消化性潰瘍と診断された場合や胃がんのリスク低減を考えていらっしゃる方は、お気軽にご相談ください。

ピロリ菌の検査方法

  • 血中抗体測定法(採血にて)
  • 迅速ウレアーゼ試験
    (RUT検査)
  • 尿素呼気試験法(呼気テスト)
  • 鏡検法
  • 培養法
  • 便中ピロリ菌抗原測定法

ピロリ菌の検査方法は複数方法があります。患者さん一人ひとりの状態に合う最適な検査方法をご提案させていただきます。

胃内視鏡検査の流れ

  • 診察

    検査を受ける前に、一度診察を受けていただきます。
    医師による診察、検査について詳しい説明をいたします。

  • 検査前日

    前日も通常通りお食事をとっていただいて問題ございませんが、なるべく21時までにお済ませください。
    ※水分(水、お茶など)は21時以降もとっていただいて問題ございません。
    ※服用中のお薬がある場合には医師が事前に指示いたします。

  • 検査当日

    検査当日は食事を抜いてお約束のお時間にご来院ください。

  • 検査

    胃カメラ検査を行います。
    鼻を広げる処置とのどの麻酔を行ってから検査します。
    ※検査は5~10分です。
    ※検査後は休憩室でお休みいただけます。

大腸内視鏡検査の流れ
※リニューアルオープン後の対応となります。

  • 診察

    検査を受ける前に、一度診察を受けていただきます。
    医師による診察、検査について詳しい説明をいたします。

  • 検査前日

    前日の朝から検査用の食事を食べます。
    前日の就寝前に下剤を内服します。
    ※水分(水、お茶など)はとっていただいて問題ございません。
    ※服用中のお薬がある場合には医師が事前に指示いたします。

  • 検査当日

    検査当日は食事を抜いてお約束のお時間にご来院ください。
    検査着に着替えていただき下剤を 2時間以上かけて服用します。

  • 検査

    大腸カメラ検査を行います。
    ※検査は約20分です。
    ※検査後は休憩室でお休みいただけます。

大腸カメラでポリープがあった場合

ポリープは検査と同時に切除可能です

大腸がんの多くはポリープから発生します。ポリープのうちに内視鏡を用いて切除することは、大腸がんの予防になると考えられています。
当院では大腸内視鏡検査中に大腸ポリープを発見した際に、その場でポリープを切除する日帰り大腸ポリープ切除を行っています。
一度で検査と治療がすむため、後日再度治療の必要がなく、お体、時間、経済的にも負担が少ない治療法です。
また、痛みも少ないのでご安心ください。

その他の検査について

エコー(超音波検査)

エコーとは、人間の耳で聞こえる音よりも高い音(超音波)を使用して体の内部を観察する検査方法です。ゼリーを検査箇所に塗って、その上から端末器をあてて体の中を観察します。
苦痛が少ない検査ですのでお腹の痛みなど、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。

健診で肝臓が引っかかった方もご相談ください

肝臓は胃など他の臓器と違い、痛みや違和感といった自覚症状が現れにくい部分です。
もし、健康診断で肝臓の項目が引っかかった場合は当院でエコーを行うことをお勧めしています。ウイルス性の疾患の場合は必ず治療が必要ですが、脂肪性の疾患の場合でも、放置しておくと脂肪肝、肝硬変、肝臓がんと、どんどん病気が進行していってしまうので、できるだけ早く正確な診断を行うようにしましょう。