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運動を始める前に知っておきたい注意点と受診の目安は?生活習慣病予防のために⑦

【運動療法】運動を始める前に知っておきたい注意点と受診の目安― 無理なく続ける運動療法・最終回 ―


 

はじめに

これまでのシリーズでは、体重管理や生活習慣病の予防・改善のための運動療法について、段階的にお話ししてきました。
運動は、薬に頼る前から取り組める、とても大切な健康習慣です。

一方で、「自分の体で本当にやって大丈夫だろうか」「どこまで動いていいのか分からない」と不安に感じる方もいらっしゃると思います。
最終回では、運動を始める前に知っておいてほしい注意点と、医療機関を受診する目安についてまとめます。


🧘‍♂️ 運動は体調に合わせて行いましょう

運動療法で最も大切なのは、体に無理をかけないことです。
体調が良い日もあれば、疲れがたまっている日もあります。

次のような日は、無理に運動をしないようにしましょう。

・発熱や風邪症状がある
・寝不足や強い疲労感がある
・関節や筋肉に痛みがある

「毎日やらなければいけない」と考える必要はありません。
休むことも、健康を守る大切な選択です。


❤️ 持病のある方が気をつけたいポイント

高血圧、糖尿病、心臓病、関節の病気などをお持ちの方は、運動の種類や強さに注意が必要です。
特に、急に強い運動を始めることはおすすめできません。

運動中は、次のような体のサインに注意しましょう。

・動悸が強く出る
・息切れがなかなかおさまらない
・胸の痛みや圧迫感がある
・めまいやふらつきを感じる

これらの症状が出た場合は、すぐに運動を中止してください。


⚠️ こんなときは医療機関に相談しましょう

次のような場合は、自己判断で運動を続けず、医療機関に相談することをおすすめします。

・健康診断で血糖値や血圧、コレステロールを指摘された
・運動中や運動後に体調不良が出る
・どの程度の運動が適切か分からない
・持病があり、運動を始めることに不安がある

運動療法は、人それぞれ体の状態に合わせて考えることが大切です。
かかりつけ医に相談することで、安心して運動を続けることができます。


😊 続けることが一番の効果につながります

これまでお伝えしてきたように、運動療法で大切なのは、完璧を目指すことではありません。
少しでも体を動かすことを、生活の中で続けることが一番の近道です。

・歩く日があってもいい
・できない日があってもいい
・また再開できれば大丈夫

このように、ゆるやかな気持ちで取り組んでいきましょう。


🩺 まとめ

運動療法は、体重管理や生活習慣病の予防・改善において、とても大切な役割を果たします。
一方で、体調や持病に配慮しながら、安全に行うことが何より重要です。

「これでいいのかな」「少し不安だな」と感じたときは、遠慮なく医療機関にご相談ください。
地域のかかりつけ医として、皆さんの健康づくりを一緒に考えていきたいと思います。