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忙しくても続けられる生活の中の運動とは?体重管理・生活習慣病予防のコツ⑥

【運動療法】忙しくても続けられる生活の中の運動とは?― 無理なく続ける運動療法⑥ ―


はじめに

「運動が大切なのは分かっているけれど、忙しくて時間が取れない」
「最初は頑張ったけれど、いつの間にかやめてしまった」
このようなお声を、日常診療の中でよく耳にします。

実は、運動は必ずしも「運動の時間」をしっかり確保しなくても大丈夫です。
今回は、毎日の生活の中で無理なく取り入れられる、いわゆる生活の中の運動についてお話しします。


🏠 生活の中の運動とは?

生活の中の運動とは、特別な運動をするのではなく、普段の動作を少し意識して体を動かすことです。
家事や通勤、買い物なども、工夫次第で立派な運動になります。

このような動きでも、積み重ねることでエネルギー消費が増え、体重管理や生活習慣病の予防につながります。
大切なのは、「完璧を目指さないこと」です。


🚶‍♂️ 今日からできる身近な工夫

日常生活の中で、次のような工夫から始めてみましょう。

・エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う
・買い物のときに少し遠回りして歩く
・掃除や洗濯をテンポよく行う
・テレビを見ながら足踏みやかかと上げをする

どれも短時間でできるものばかりです。
「これも運動の一つ」と考えることで、気持ちが楽になります。


⏱️ まとめてやらなくても大丈夫

運動は、1回にまとめて行わなくても効果が期待できます。
10分程度の動きを、1日に数回行うだけでも、体には良い刺激になります。

「今日は忙しかったから何もできなかった」と思うよりも、
「少しでも体を動かせた」と前向きに捉えることが、長く続けるコツです。


😊 続けるための考え方のポイント

運動を習慣にするためには、気持ちの持ち方も大切です。

・できない日があっても気にしない
・体調が悪い日は無理をしない
・昨日より少し動けたら十分

このように、自分にやさしい目標を持つことで、運動は生活の一部として続けやすくなります。


🩺 まとめ・受診の目安

生活の中の運動は、忙しい方でも取り入れやすく、体重管理や生活習慣病の予防に役立ちます。
特別な運動をしなくても、日々の積み重ねが健康につながります。

体調に不安がある方や、運動中に息切れや動悸、胸の違和感などを感じる場合は、無理をせず医療機関に相談しましょう。
このシリーズを参考に、ご自身の生活に合った運動を見つけていただければと思います。

大府市中央町の内科・消化器内科 村瀬医院

医師 村瀬和敏(総合内科専門医・消化器病専門医・消化器内視鏡専門医)