インフルエンザが早めに流行しています

〜ワクチン接種とうがい・手洗いで予防を心がけましょう〜

朝晩の冷え込みが少しずつ強まり、大府市でも季節の移り変わりを感じるようになりましたね。今年は全国的に、インフルエンザが例年より早い時期から流行し始めているという報告が出ています。学校や職場でも体調を崩される方が増えており、注意が必要な季節になってきました。

インフルエンザは、高熱やだるさ、関節の痛み、咳・鼻水などを引き起こすウイルス感染症です。特に小さなお子さんや高齢の方、基礎疾患のある方では重症化することもあるため、予防をしっかり行うことが大切だと考えられています。今年のように流行が早まる場合、早めの対策がより重要になります。

予防の基本は「ワクチン接種」と「日常の感染対策」です。
インフルエンザワクチンは発症を抑えたり重症化を予防する効果が期待されています。また、外出後の手洗い・うがいはウイルスを体に入れないためにとても大切です。こまめな手指消毒や、混雑した場所ではマスクを利用するとより安心です。

あわせて、普段の生活の中でも気をつけたいポイントがあります。
十分な睡眠やバランスの良い食事を心がけ、体の抵抗力を整えることが感染症予防につながります。室内が乾燥しやすい時期でもありますので、加湿をして喉や鼻の粘膜を守ることも効果的です。家族の中で体調を崩す方が出た場合は、タオルを共有しない、こまめに換気をするなどの工夫もしましょう。

インフルエンザは早めの対策がとても大切です。
高熱が続く、咳が強い、全身のだるさがつらいなどの症状がある場合は、無理をせず早めに医療機関にご相談くださいね。地域のみなさんが元気に冬を迎えられるよう、引き続き一緒に予防を続けていきましょう。

大府市中央町の内科・消化器内科　村瀬医院

医師　村瀬和敏（総合内科専門医・消化器病専門医・消化器内視鏡専門医）

📎 インフルエンザワクチンについての詳しい記事はこちら
https://murase-cl.com/2025/09/16/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%95%e3%83%ab%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b6%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%81%e3%83%b3%e3%83%bb%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%81%e3%83%b3%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84/