朝晩が冷え込み、体調を崩しやすい季節になりましたね。
最近、大府市でも咳や発熱の症状で来院される方が増えています。
なかでも、新型コロナウイルス感染症の患者さんが再び目立っており、軽い症状で気づかないうちに感染を広げてしまうケースも見られます。
「ただの風邪かな」と思っても、注意が必要です。
🩺 咳や発熱の原因と見極めのポイント
咳や発熱は、風邪や気管支炎といった軽い感染症から、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などまで、さまざまな原因で起こります。
最近は特に、軽症のコロナ感染が増えており、
「喉の違和感や微熱だけ」「咳だけ続く」といった症状で気づかないうちに周囲へ感染を広げてしまうこともあります。
一方で、インフルエンザは急な高熱や関節痛などが特徴です。
どちらも早めの診断と対処が大切です。
🧭 こんなときは医療機関を受診しましょう
次のような症状がある場合は、受診をおすすめします。
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38℃以上の発熱が3日以上続く
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咳が2週間以上続く、または悪化している
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息苦しさ、胸の痛みがある
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食欲がなく、だるさや倦怠感が強い
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周囲に新型コロナやインフルエンザの感染者がいる
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小さなお子さんや高齢の方で、元気がない
自己判断で様子を見るよりも、早めに検査で確認することが安心です。
🧪 村瀬医院での検査体制について
当院では、新型コロナ抗原検査およびインフルエンザ抗原検査が可能です。
いずれも鼻の奥からの検体を用い、結果は約15分で判定できます。
迅速に結果がわかることで、早期の対応・感染拡大の防止につながります。
検査が必要かどうかは、症状や発症からの日数によって判断しますので、まずは電話や窓口でご相談ください。
🌿 ご家庭でのケアと予防のポイント
軽い咳や微熱の場合は、安静・水分・加湿を心がけましょう。
室内を適度に加湿し、喉や鼻の粘膜を乾燥から守ることが大切です。
また、マスクの着用や手洗いの継続も、インフルエンザやコロナの感染拡大を防ぐ基本です。
💬 まとめ
咳や発熱は体の「サイン」です。
最近は軽症の新型コロナ感染も多く、知らないうちに周囲にうつしてしまうこともあります。
無理をせず、症状が続くときや不安なときは、早めに医療機関を受診しましょう。
村瀬医院(大府市)では、内科・小児科として、咳や発熱、新型コロナ・インフルエンザの抗原検査を行っています。
検査結果は約15分で判明しますので、体調に不安のある方はお気軽にご相談ください。
大府市中央町の内科・消化器内科 村瀬医院
医師 村瀬和敏(総合内科専門医)